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40代を力まず、の~んびり生きたい男の日記
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アホな男

あ~あ・・・・ついに墓場鬼太郎が最終回。

こんなに最終回を見て名残惜しくなったのはいつ以来だろう。

「墓場」が終ったから「ゲゲゲ」を楽しむって気にはなれません。「墓場」は「墓場」、別物ですね。

全11話の中で印象に残ったのは、1話、5話、8話、11話。

特に第5話の寝子ちゃんの涙にはオジサンもグっときました。

原作の中で「おかしな奴」「ないしょの話」がアニメ化されてないので、いつか機会があればぜひ。

ただ、「おかしな奴」はゲゲゲの鬼太郎で類似作品が放送されていたので、今後もないかも。

「ないしょの話」は鬼太郎の出番が極端に少ないからこちらもアニメ化は「?」か。



最終回の「アホな男」では水木先生の死生観がよく出てます。

「死」=「開放」

「死」とはあらゆる欲望、苦悩、束縛から開放されること・・・・。

あの世で「開放」に浸る人間達と相反し、この世で「食欲」と「金儲け」に勤しむ鬼太郎とねずみ男。

人は「開放」されて初めて「人間らしさ」に気づき、鬼太郎たちは物欲に執着することで

「人間のように」生きようとする。

人の顔をした醜き心を持つ者と、醜き姿をした、人よりも人らしい心を持つ者。

水木先生は作中で、常にアンバランスな世界観を読者につきつける。

このような、独自の死生観は、やはり戦争・貧困など様々な苦労を乗り越えられた

水木先生ならではと思う。



今回の墓場鬼太郎のアニメ化で、すっかり奥さんも娘も「墓場派」に。

あ~しかし明日から何を楽しみに毎日過ごそう・・・。



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