忍者ブログ
40代を力まず、の~んびり生きたい男の日記
[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

’84 IWGP 優勝戦 ④

様々な思惑が交差したであろうと推測される、第二回IWGP優勝戦。

この試合の結末は最初からリングアウトと決まっていた、とも考えられます。

現に翌年の第三回IWGPでは猪木がホーガンにリングアウトで勝利します。

猪木がリングアウトで勝利することで、世界チャンピオンのホーガンのプライドを傷つけない

よう、長州の乱入劇を演出したのでしょうか?

昭和54年に猪木がボブ・バックランドのWWF世界ヘビー級のタイトルに挑戦した時も

タイガー・ジェット・シンの乱入がありましたので、同じアングルの使い廻しだったのかも

しれません。

こうなると、IWGPを壊した張本人とされた長州力が一番の被害者のように思えます。

結論として、ホーガンが大物になりすぎて、猪木・新日本がコントロールできなくなった

事につきるでしょう。

もちろん、高橋・坂口のドタバタ裁定も混乱を大きくした原因の一つです。

でも、我々、当時のファンはこの一戦を本当に待ちわびていた。

この日、全国のプロレスファンが蔵前国技館に集結しました。

そして、猪木が豪快に一年前の借りを返してくれると信じていました。

しかし、結果は・・・・・・・。

複雑な大人の政治事情が無垢な狂信者を傷つけた、プロレス史に残る悲劇と言えます。

この試合を特集した週間ゴングの表紙「猪木神話が崩壊した日」というタイトルが

今も忘れられません。

猪木がこの日失ったものは、計り知れなく大きいものでした。

PR
コメントを投稿する

HN
タイトル
メールアドレス
URL
コメント
パスワード
カレンダー

02 2025/03 04
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31
カテゴリー

フリーエリア

最新コメント

最新記事

最新トラックバック

プロフィール

HN:
田舎侍
性別:
男性
バーコード

ブログ内検索

アーカイブ

最古記事

カウンター